オルガミンの使い方
- 一言で言えばオルガミンはどのような葉面散布肥料ですか?
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ベースになる発酵抽出物は一口で言うと「有機エッセンス」または、「濃縮された、いつでも使える堆肥のエッセンスのようなもの」と言えるでしょう。更にこの有機エッセンスにマグネシウムやマンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、など必要な微量要素を添加した製品で窒素や加里を添加していないので、使いやすいのが特徴です。
- オルガミンは何から出来ているのですか?
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オルガミンのベースは発酵抽出液です。廃糖蜜、魚などを発酵させたものから採取されます。その液にアグネシウム、マンガン、ホウ素、モリブデン、亜鉛などの微量要素を添加して安定した製品になっています。
- オルガミンはなぜ作物の生理活性に役立つのですか。
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オルガミンのベース物質である発酵抽出液には、多種類(18種)のアミノ酸が自然な形で含まれています。このアミノ酸群を植物は自身の生理活動がスムースに働くように、酵素を合成する原料として使うと考えられています。
- 農薬散布時に混用しても大丈夫ですか?
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問題ありません。果樹農家の方々は農薬散布時に農薬と一緒にオルガミンをスピードスプレイヤー(SS)のタンクに混合する場合が多いです。ボルドー液と混用する際は、先にボルドー液を水で希釈し、その希釈液のタンクへ最後にオルガミンを混入してください。石灰硫黄合剤との混用は避けてください。
- オルガミンは薬害的な心配は無いのですか
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アミグロー(=農協ブランド)が上市されて約35年間、ユーザーから薬害報告は一件もありませんでした。むしろ除草剤や農薬の薬害被害を軽減し、作物栽培を正常に取り戻したケースが少なくありません。
- 端的に言えばどのような効果が上げられますか
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先ず根の発達が起こります。根の生理活性が地上部の生理活性化を導き、結果的に:
- ・収量の増大
- ・糖度(食味)向上
- ・病害に対する抵抗力向上
- ・農産物の貯蔵耐力(棚持ち)の向上
- ・異常低温や異常高温に対する抵抗力の向上
- ・サイズや色つやの向上などがおきます
上記の様な効果を元に、オルガミンを使いこなすことで、無駄な農業資材の使用を減らし(実際イネの育苗時期に農協ブランド・アミグローを使って、タチガレンの使用回数を1回減らして減農薬栽培を行っている農協があります。また、窒素過多状態を調整し、植物体内の正常な栄養バランスを取る結果、開花促進効果が強力です。また葉の状態が極めて良好になり、光合成力が強化され整理活動全体が強化され、植物が本来持っている力が発揮できるようになります。)農家の収入が大きく向上する事が一番の狙いです。これはTPP対策の役としても貢献します。